血液クレンジングの治療の流れは、まずはカウンセリングが実施され、担当医から詳しい説明が行われ質問があれば何でも答えてもらえます。つづいてG6PD検査を行い、赤血球の中にあるG6PDと呼ばれている酵素が欠損することで発症するG6PD欠損症の有無を調べます。
もしもG6PD欠損症が発症している状態で血液クレンジングを受けると溶血性貧血を引き起こし、動悸や息切れ、倦怠感などの症状が出ることがあります。それを未然に防ぐためにもG6PD検査は重要で、事前にしっかりと検査をするので安心です。
検査で問題が無ければいよいよ血液クレンジングが開始され、通常は血液を100cc採取してチューブから専用の容器に送り、医療用のオゾンガスで血液をクレンジングして活性化しますが、年齢や体調に応じて採取量やオゾン量を変えることもあります。
この血液を再び体内へ戻すというサイクルを、約45分間繰り返せば完了です。血液クレンジングにより活性酸素が取り除かれた血液が体内に戻されることで、疲労やストレスからの回復が望めます。施術が終われば特に何もせずすぐに帰宅することができ、ダウンタイムも必要なく日常生活に戻ることができます。
継続することで効果を実感
血液クレンジングは個人差はあるものの、早い方では初回の1回で効果の実感がある方もいます。仮にその日のうちに体感が無くても血液の浄化と活性化により自己治癒力や抗酸化力の強化のほか、血液の循環の改善や免疫力の向上など様々な効果が期待できます。
血液クレンジングの施術の回数は最初の1ヶ月は週に1回、以降は月1回というサイクルを繰り返しますが、大半の方は2ヶ月目に差し掛かった頃に効果の実感をする方もいます。
最初は年齢や体調などを考慮して血液クレンジングを実施しますが、効果の観察やカウンセリングなどを通して血液の採取量やオゾン濃度を調整することから、約3回目でベストな量や濃度が定まるケースも多いことから、3回目以降に効果の実感ができる方が最も多いボリュームゾーンとなっています。
血液は毎日の生活で変化をするので、1回施術を受けても放置すれば再び施術前に戻ってしまうことがあります。そのため、定期的に通院して血液クレンジングを継続することが大切で、医師が指示したローテーションを守って一定回数以上の施術を受けた時に、以前と比較して疲れにくくなった、健やかに毎日を過ごせるようになったなど具体的な感覚が現れます。