ビタミン点滴にはいくつか効果が期待できますが、発ガン物質を無毒化することも期待できることのひとつです。
ビタミン点滴に含まれる成分のビタミンには、コラーゲンの合成を促進させる働きもあります。
身体の基礎となる栄養素はたんぱく質で、タンパク質の約30%をコラーゲンが占めており、皮膚や粘膜、血管、筋肉などを作る時に必要な成分です。
また体内で発生する有害な活性酸素を無毒化する働きもあります。
活性酸素は攻撃力の強く、細胞の老化を促進することでの心臓病やガンなど、生活習慣病を誘発する可能性もあります。
日常生活や仕事などでストレスを感じると、副腎からアドレナリンなど抗ストレスホルモンを分泌します。
ビタミン点滴にも含まれるビタミンには、抗ストレスホルモンの生成にも利用されています。
ビタミン点滴は、骨を強くする作用も期待できます。
ビタミンによって作られたコーラゲンは骨の成分でもありますが、骨へカルシウムの沈着を促して骨を強くすることも可能です。
顔などにあらわれるシミのもとになるメラニンの生成を抑える働きもあるので、ビタミン点滴には、発ガン物質を無毒化するだけではなく、美容や健康にも効果的です。
正常細胞を守ってガン化を抑制
ビタミン点滴は正常細胞を守ることができるので、ガン化することを抑制することも期待できます。
点滴に含まれるビタミンには、胃ガンなどの原因となるニトロソアミンという発がん物質が体内で作られることを抑止します。
発生したニトロアミンに働きかけて無害化するだけではなく、抗ガン活性のある免疫物質を促進するため、ガンになりにくい体になることもできます。
ビタミン点滴には、コラーゲンの合成促進や抗酸化作用、免疫サポート機能などの作用もあるので、正常細胞を守ってガン化の抑制が期待できるのです。
ビタミン点滴の目的はガン化の抑制だけではなく、疲れがとれないという人や、免疫力を向上させたい時、風邪をひきやすい人やストレスがたまりやすい人、日焼けをする人、喫煙者や肌のトラブルがある場合などにも効果を発揮します。
この点滴に使用されるビタミンは、細胞を痛めないため副作用は殆どないので安心して利用することができます。
日々の生活の中でうけるストレスは多く、ビタミンは必須な成分です。
血管などで起こる過度な老化や、抗酸化力や免疫力を高めてガンなど病気に強い体を作るためにも、食事で摂取するだけでは不足気味なのでビタミン点滴を上手に利用することも良い方法です。